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巻の「18番神話」が崩れた。サッカー日本代表ドイツ大会に出場する23人の背番号が17日、発表された。当初は18日に発表される予定だったが、一部情報漏れがあり、急遽1日早まった。注目のFW巻誠一郎はエースFWに与えられる11番に決まった。

 「えっ、僕、11ですか…」と報道陣から聞かされた巻は絶句した。それもそのはず、巻のこれまでの幸運は「小さい頃からこだわりがあった」という「18」という数字が運んできた。所属のジェフ千葉で18番をつけ、日本代表で18番は小野伸二がつけていたため、倍数の「36」をもらった。

 W杯での代表背番号は規定に従って1~23番をつける。日本代表の背番号は基本的にはレギュラーの希望が優先される。控え組には空いている番号が当てられ、最終的にはジーコ監督が「OK」を出して決まる。巻が欲しかった18は、W杯3大会連続出場の小野伸二にガッチリおさえられてしまった格好だ

 日本代表の11番といえば長年、カズの代名詞だった。しかし、98年フランスW杯直前には、そのカズが落選した。02年W杯では鈴木隆行が11をつけて日本人初ゴールを挙げ、決してゲンの悪い番号ではないが、「国民みんながそういうイメージがあると思います」と巻本人も話すようにどうしても「11=カズ」の印象が強すぎて、ジーコジャパンではこの4年間、人気のない背番号だった。

 巻にとって11はあまり思い入れのない背番号らしく、「大学選抜でつけたことがありますが、良くも悪くもない番号」とややがっかりした様子。それでも、「この番号に責任をもってやりたい」とエースFWとしての自覚を見せ再出発を誓った。ドイツ大会本番で、新たな「11番神話」をつくってみせるしかない。

                              (夕刊フジ 05月18日 17時00分)

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這位受爭議的卷跟我同天生日:)
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